なぜ孤独死が年々増加しているの?ゴミ屋敷整理
カドリー株式会社の木和田です。
今年も夏から秋にかけて孤独死のお片付けを弊社だけでも10件以上行いました。
年々孤独死が増えている印象ですが、なぜこのような事が起きてしまうのか。
また、どうすれば少しでも減少させれることが出来るのでしょうか。
まず、近年孤独死が増加している主な原因の一つは、社会構造の変化です。核家族化が2010年代よりも進み、拡大家族の母数が減少しています。
1990年代や2000年代は大家族で暮らし、親戚や近隣住民とのつながりが強かったのですが、
近年ではそういったコミュニティが希薄になり、家族や地域との関係が減少しています。
外部との関わりが減り孤立感が強まる中で、特に高齢者が孤独を感じやすくなり、それが孤独死の増加に繋がっています。
また、関わりが薄いために発見が遅れる可能性が高いのです。
次に、労働環境の変化も影響しています。
特に地方の若い人などは就職を機に上京するケースも増えております。
その中で長時間労働や過重労働など仕事が中心の生活となる人々も少なくありません。
そうなると地元に帰ることも出来ずに何年も疎遠になるといったケースもございます。
そういった孤独死を未然に防ぐためにも、
デイサービスなどの介護施設を週に数回通っている方でしたらある程度未然に防ぐことが出来ますが、
お一人でお住まいで介護施設なども通われていない方が居る場合は、
ご自身や家族の中で定期的に電話やメールのやり取りからしてみてはいかがですか?
電話も30秒や1分でも構いません。
電話が繋がりコミュニケーションを取ることに意味があります。
その小さな働きかけで防げるもの、最小限に抑える事が可能です。
また、元気な方でしたら外のコミュニティへ行くように促すことも良いかもしれません。
外で人と会話をする事で孤立感や不安を軽減し、孤独死のリスクを減らすことができるでしょう。
是非当てはまる人などはすぐに行動してみてはいかがでしょうか。
片付けに関するご相談・ご質問などもいつでもお待ちしております。