【コラム】エンディングノートの重要性とは！？広島県福山市の遺品整理・片付け専門 カドリー株式会社
エンディングノートとは ？
前回のブログで終活ついて触れましたが、「終」という字を使うものの「死」ではなく「生きる」に焦点を当てるのが終活の目的です。
終活でやるべきことの1つ目として、エンディングノートというものがあります。今回はエンディングノートについて書いていこうと思います。
エンディングノートとはその名の通り終わりを記したノートです。以前紹介した「終活」は、
生前から終焉までの自分の生き方について考え行動に起こす事でしたが、エンディングノートとはそれらを明確に形として残すものといえます。
エンディングノートには正式な規定などは存在しません。書かなければならない項目が決められているわけではなく、
ノートの中に実際に記載する情報量も人によって当然変わってきます。自由に記入してもいい自分だけのオリジナルノートということです。
こちらは、弊社も所属している遺品整理士認定協会が推奨しているエンディングノートです。
エンディングノートを書く主な目的は「自分の死後、家族や遺族などにかかる負担を減らすこと」です。
このノートには、今までの自分史、現在の健康状態、葬儀・お墓についての希望などを記載するのが一般的です。
法的効力を持たないエンディングノートでは、遺産相続は出来ず死後の開封が自由にできたり、医療・介護などの生前についての希望などを書けたりもします。
エンディングノートは、「墓石に関すること」や「葬儀に関すること」などといった項目などを細かく分けることでご自身が書きやすくなり、見る側家族や遺族なども読みやすくなります。
ではエンディングノートに記載すると良い項目を具体的に見ていきましょう。
・個人情報
名前、生年月日、血液型、住所、本籍地、住民票コード、マイナンバーなど
・自分史
学歴、職歴、結婚、出産、夫婦の記念日、マイホーム購入時期、歴代のマイカー紹介、職場での功績、馴染みの土地、幼少期から各年代の思い出、特技、趣味など
・関係する人物との間柄や連絡先
家族、兄弟、親戚、同居していない家族、養子、家系図、友人、知人、職場関係者、恩人、法的関係の相談者など
・財産について
預貯金、口座番号、公共料金などの自動引き落とし情報、クレジットカード情報、基礎年金番号、各種加入保険、株式、不動産、借入金やローン、骨董品、貸金、有価証券や金融資産など
・介護や医療について
希望する介護や医療施設、費用、後見人（財産管理などを任せられる人）、延命措置の詳細、臓器提供、介護や治療方針の決定者、医療カウンセラーなど
・葬儀について
喪主に頼みたいこと、宗派や宗教、戒名や法名、葬儀業者や会場、遺影写真、参列者リストなど
・お墓について
埋葬方法、希望墓地、購入費用、墓地の使用権者、墓地の継承者、手入れ、お供え物など
・遺言書について
遺産分割の内容、遺言書の有無、相続リスト、それらの保管場所など
このように細かく物事を分けて記入してみると見る側もとても分かりやすくて見やすくなると思います。(これはあくまで例としてあげただけですのでここに書いてない項目なども書いて大丈夫です)
次回は遺言書とは何か。 エンディングノートとの違い について書いていこうと思います。
広島県福山市で遺品整理や片付け、不用品回収や清掃などをお考えの方は是非一度弊社にご相談下さい。